勢多農林高校で花壇デザインの講義を行いました

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目次

     1月25日(木)に株式会社ランドスケープ・プラス平賀達也代表取締役、ランドスケープユニット「kiyokazu」の藤井清美さん、持山和美さんをお招きし、群馬県立勢多農林高等学校で講義を行いました。当日はフラワーデザイン科の2年生18名にご参加いただきました。

     勢多農林高等学校の学生さんは、25年以上前から馬場川通りの花壇の植花活動をしており、MDCが進める「馬場川通りアーバンデザインプロジェクトの一環としても、植栽にご協力いただいております。

     まずは日下田事務局長・企画局長から、MDCの活動内容や馬場川通りアーバンデザインプロジェクトについての説明をいたしました。

     続いて平賀さんより、現在工事を進めている馬場川通りのデザインについて講義をしていただきました。前橋の豊かな自然環境を生かしたデザインについての説明や、人と人が繋がるような環境を生み出し、馬場川通りを誰もが楽しく集える場所にしたいとの想いを語っていただきました。共にプロジェクトを進めていきたいという平賀さんの気持ちが、学生さん達にも伝わっていたようでした。

     続いて藤井さんより、馬場川通りの植栽デザインについて説明いただきました。1年を通して花がリレーするような植物の選定方法、植物の奥行きや一体感を演出する植栽方法等について説明いただきました。

     次に持山さんより、馬場川通りの花壇において、実際に学生さん達が植花を行う際の花の選定方法についてのポイントを教えていただきました。周辺環境と馴染ませるよう植物の高さを出すことや、離れた花壇に同じ植物を植えて一体感を出すこと、次の植替えまで見栄えを保つ品種選びなど、具体例を出してご説明いただきました。

     その後は前半の講義を受け、学生さん達自身に、花壇に植える花5~6種類を選定してもらいました。kiyokazuのお二人が準備してくださった花見本カードを参考に、3グループに分かれて意見を出し合い決定しました。持田さんの講義で説明を受けた植物の選定方法をヒントに、「手前には目立つ色の花を植えたらどうか」「奥には背の高い植物を植えたほうがいいのでは」など、真剣に話し合いを行いました。

     話し合いにより決定した5~6種類の花の名前や選定理由を、グループごとに発表してもらいました。「花壇の後ろに柱があるから、柱を隠すために背の高い植物を植ることにした」「2つの離れた花壇に同じ種類の植物を植えて繋がりを持たせる」などの説明があり、どのグループも花壇の設置場所の特徴をよく捉え、花を選定していました。

     3月には、勢多農林高等学校の学生の皆さんとkiyokazuのお二人が一緒に植花を行います。今後も協力して、より良い馬場川通りをつくっていきたいと思います。

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