【02/07(水) 開催】 「国内初のまちづくりPFS/ SIB」を詳しく解説します！

目次

　昨夏から毎月開催してきましたMDCまちづくりセミナーは、来年度から模様替えを予定しますので現在の形式での開催はラスト２回となります。

　これまでは、マーケティング・フレームワークからまちづくりを解き明かしてきましたが、今回はPFS/ SIBに絞り込んでみたいと思います。

　通常の行政からMDCのような民間団体への業務委託は、「こうやってね」とか「コレつくって」という指示が示された「仕様書」に基づいて実施されます。この方式だとイベントやセミナーの実施、モノをつくったという結果で委託費が支払われます。でも、まちづくりで本当に求められるの「賑わい」といった成果です。

　成果連動型業務委託方式（Pay for Success）では、「賑わい」などの成果達成の度合いによって委託費が変動して支払われることになります。MDCのような民間の受託者は「仕様書」に縛られないで、創意工夫を凝らして成果達成を目指します。「がんばり度合い」がそのまま「お金」に結びつく訳です。

　これに組み合わされるのが、SIB（Social Impact Bond）です。「成果」が出るまで「お金」が入ってこないと、MDCのようなフトコロ（財務）事情に余裕がない団体には無理があります。そこで、それを支えてくれる投資家の支援を受けるというものです。

　PFS/ SIBは少々複雑な仕組みですが、まちづくり分野ではMDCが国内初の先駆者としての実績がありますので、馬場川通りでの実例を交えて詳しく解説します。

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