毎月第一水曜19時はMDCまちづくセミナー！開催中のラグビーWCにあわせて、チーム・マネジメントを紐解きました。11月も募集中！

目次

　まだまだ、熱戦展開中のラグビー・ワールドカップ。スポーツとマーケティング、一見結びつかないように見えますが、チーム・マネジメントに着目するとビジネスとの共通点が見えてきます。

　桜ジャパンと言えば前回19年日本ホーム開催での決勝進出という歴史的ドラマがまだまだ記憶に新しいと思います。そして、その前の15年イングランド大会での強豪南アフリカからの勝利が躍進の原動力でした。

　イングランド大会と日本大会で桜ジャパンを率いた二人の指揮官（ヘッドコーチ）が執った戦略を、マーケティング・フレームワークの定番SWOT分析とそれを応用したクロスSWOTから解説しました。

　当日はラグビー好きの大学生から、ラグビーよりマーケティングに興味がある方までいらしたようですがみなさんに興味を持って頂けたようです。

　よくスポーツの指揮官を管理型とか放任型に分類したり、長嶋茂雄の「勘ピューター野球」のように指揮官の個性を表現することがあります。しかし、現代の優れた指揮官は「指揮官の個性」に依存しないで、「チームの能力（個性）」を活かしてマネジメント・スタイルを変化させることが求められています。

　ビジネスでは市場（外部要因）や自社（内部要因）の強み／弱みに応じてマーケティング戦略を立案するのに、SWOTを活用します。桜ジャパンの前任／現役の指揮官のマネジメントは、前回2大会を経てラグビー強豪に近づいてきた日本の内部要因（強味／弱み）の劇的な変化に応じて描かれてきたことを解説しました。

　次回は、あらためてSWOT／クロスSWOTを復習します。日下田企画局長の星野リゾート時代の経験からビジネスやまちづくりのヒントを探りたいと思います。

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