
前橋ビジョン「めぶく。」に基づく中心市街地のエリア戦略として、前橋市が2019年「前橋市アーバンデザイン」を策定。
市が中心となり、地元(石井設計・石井アーバンデザインリサーチJV)が海外(米国 ZGF)の専門家の力を借りてまとめたまちなか158haの「なりたい姿」。
同年に前橋商工会議所が策定したまちづくりの指針「Green&Relax」が言葉を駆使したものであるのに対して、ビジュアルな表現を含めた共通認識を示したもので互いを補い合う性質のものです。
前橋市ホームページ前橋市アーバンデザインとは、
まちなかの「なりたい姿」を
わかりやすくまとめた指針です。
前橋ビジョン「めぶく。」に基づく中心市街地のエリア戦略として、前橋市が2019年「前橋市アーバンデザイン」を策定。
市が中心となり、地元(石井設計・石井アーバンデザインリサーチJV)が海外(米国 ZGF)の専門家の力を借りてまとめたまちなか158haの「なりたい姿」。
同年に前橋商工会議所が策定したまちづくりの指針「Green&Relax」が言葉を駆使したものであるのに対して、ビジュアルな表現を含めた共通認識を示したもので互いを補い合う性質のものです。
前橋市ホームページ前橋デザインコミッション(MDC)は、「 前橋市アーバンデザイン 」の推進組織として様々な活動に取り組んでいます
「前橋市アーバンデザイン」では
将来像として3つの方向性が示されています
環境性と
快適性の両立
都市の便利さと自然と暮らす居心地の良さを兼ね備えた状態。
従来型のコンクリート化優先の土木工事や人間性を無視した自動車優先の交通デザインから脱し、環境に配慮した人が集う場所としての都市の本来価値に回帰しようという新しいチャレンジ。
常に
活気あるまち
複合用途のまちづくり。
日中は人気(ひとけ)のない「住宅地」や、日中しか人がいない「オフィス街」のような単用途(シングルユース)ではない、住まい・職場・お店・学校などの用途が偏らずに存在することで、常に活気のあるまちを目指す。
前橋らしさの
共有
地域特有の「人・モノ・情報」に着目して持続的な地域の魅力を作り出す考え方。一般的な「地産地消」的な資源の発掘にとどまらない成長性を重視し、「地域への賛同者」を集めて「前橋らしさ」を認識・創出するもの。
2016
前橋ビジョン「めぶく。」策定
2017
米国ポートランド市へ官民で視察
前橋市「前橋市アーバンデザイン」
前橋商工会議所「Green&Relax」策定のきっかけとなる
2018
「前橋市アーバンデザイン」策定開始
まちづくり関係者延べ200人で複数回
ワークショップを開催 (2018-2019)
2019
「前橋市アーバンデザイン」策定
「Green&Relax」策定
モデルプロジェクトである「広瀬川河畔緑地整備」開始
前橋デザインコミッション (MDC)設立
2020
MDC都市再生推進法人指定
先進的まちづくり大賞・国土交通大臣賞受賞
2021
国内初 まちづくりSIB(ソーシャルインパクトボンド)組成
「馬場川通りアーバンデザイン
プロジェクト」開始
「前橋レンガ・プロジェクト」開始
「アーバンデザイン大賞」開始
2022
「前橋市アーバンデザイン」が
グッドデザイン賞受賞
アーバンデザインなお店や取り組みをご紹介
一覧をみる「前橋市アーバンデザイン」の考え方に沿った建設物や活動を選び推奨し、「前橋らしさ」を作り出すために、アーバンデザインの好例(いいね!)を積み重ねることで、コンセンサス(共通理解)を作り出すことを目的とします。
まちなかに関わりのある高校生からシニアの審査員に参加していただき、それぞれの視点から最もアーバンデザインにふさわしいものを選んでいただきました。
開店前からイベント出店や地域との交流を図る等、地域に密接した取り組みを行っているお店です。
外壁のロゴのデザインが目を引きアイキャッチになっている点や、限定された空間をうまく活用し木造家屋の柱や梁を活かすことで開放感がうまれ作業場と一体感がある点、前橋らしさを象徴するレンガをポイントで使用している点などが評価されました。
自身の経営する農園の規格外野菜を材料とすることで、フードロス削減に貢献しているお店です。ガラス張りのため開放感がありお店の中が見通せることからお店に入りやすい点や、店内の緑や経営する野菜が店舗前に並んでいることから自然が感じられる点、フードロスに注力している点などが評価されました。
ガラス面の手書きのメッセージから温かみが伝わります。
角地のガラス張りなので店内が明るく、八展通りや広瀬川河畔が望めるお店です。広瀬川の風景に調和した店構えや、シャッターをデザインとして上手に活用している点、通りから店内が見通せることから屋内外のつながりが感じられる点などが評価されました。