「福祉のまちづくり学会@宇都宮」で前橋のまちづくり講演とタンデム自転車セッションにご協力しました。

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     9月28日~10月1日、栃木県文化センターと宇都宮大学で行われた「第26回日本福祉のまちづくり学会全国大会」にMDCが参加・協力しました。

    日本福祉のまちづくり学会全国大会

     初日に行われた連携セミナーでは交通とまちづくりを軸に、8月に宇都宮で開業した新交通システムLRTをはじめ国内外の様々な取組みについて研究者・専門家から講演が行われるなかでMDCから日下田企画局長が参加しました。

     交通に関する技術や制度的な話題が中心でしたが、MDCからは馬場川通りアーバンデザイン・プロジェクトでの社会実験などを市民参加で継続することによる「歩きたくなるまちづくり」をご紹介しました。

     交通はまちの重要な機能ですので、便利であることは当然ですが、利便性以上にまちの魅力を高めてくれる必要があります。一方でまちの魅力が人々の交通様式やまちでの過ごし方を変容させることがあります。

     MDCのこれまでの社会実験で重視しているのは「回遊性」です。まちの外側から前橋まちなかへ訪れる方々の大半は、クルマで来て用事や買い物が済んだらまたクルマで帰っていきます。MDCの社会実験(外から見るとゲーム大会のような「イベント」)は、それ自体が目的でなくても買い物等の目的を持った来街者にまちなかを回遊・滞在させる効果があります。

     技術寄りの学会では異色の報告でしたが、講演後のパネルディスカッションを含めてかなりの関心をもって頂けたようです。

     二日目は宇都宮大学陽東キャンパスでの特別セッション「タンデム自転車がもたらす多様性」でした。こちらでは栃木県サイクリング協会や地元プロチーム宇都宮ブリッツェン、自転車の社会価値向上を担う自転車活用推進研究会などとともに、MDCも協力しました。タンデム(二人乗り)自転車が視覚・聴覚にハンディがある方にも体験機会を拡げることについて、体験試乗やトークセッションを行いました。

     MDCとしては社会実験や勉強会での経験値を活かすとともに、まちづくりにおける多様性について新たな見識を得る機会になりました。

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    馬場川通りアーバンデザインプロジェクトの記事はこちら
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